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「ケガでもしたら“ガチガチの広島”とできないので」巨人・大勢が末包への抜け球反省

スポーツ報知 2024年8月22日 5時40分

◆JERA セ・リーグ 巨人4―1広島(21日・東京ドーム)

 大勢が面白いように空振りを奪った。4―1の9回に登板。末包、小園、田村をフォークで3者連続空振り三振に斬った。9試合連続無失点で、ルーキーだった22年に37セーブをマークして以来2年ぶりの20セーブを達成。「守ってくださったみなさんのおかげ。20セーブいったので高梨さんにおいしいものを食べさせてもらいたい」とおどけた。

 反省も忘れない。先頭・末包への3球目が高めに抜けて胸元付近へ。振り出したバットに当たってファウルとなったが「もう少しで死球だった。なくしていかないと。ケガでもしたら明日も“ガチガチの広島”とできないので本当によかった」。登板すればXで「#大勢はガチ」がトレンド入りする右腕は、両軍が全ての力を発揮できる“ガチ”の対決を心待ちにする。

 右肩の違和感で約2か月の離脱がありながら、復帰後は順調にセーブを積み重ねてきた。「ケガがなかったらもうちょっといってたかな」と本音もちらり。鉄壁の守護神が4年ぶりのV奪回まで守り抜く。

(水上 智恵)

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