Infoseek 楽天

大谷翔平、史上最速「40―40」なるか 条件は1本塁打&2盗塁 マリナーズ戦「1番・DH」先発出場

スポーツ報知 2024年8月22日 7時10分

◆米大リーグ ドジャース―マリナーズ(21日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が21日(日本時間22日)、本拠地・マリナーズ戦に「1番・DH」で先発出場する。史上6人目で最速の「40―40」まで残り1本塁打、2盗塁に迫っており、今季最長タイとなる13連戦の最終戦での偉業達成に期待がかかる。

 条件は3試合ぶりとなる一発で2年連続3度目の40号に到達し、1試合2盗塁で自身初の40盗塁を決めること。今季すでに“マルチ盗塁”は7度マークしており、一気に成し遂げる可能性もありそうだ。過去5人しかいない「40―40」の最速達成は06年のソリアーノ(ナショナルズ)の出場147試合。この日が同125試合目の大谷の新記録はほぼ間違いない状況だ。

 前日20日(同21日)の同戦では、3回に右中間を破る今季6本目の三塁打を放ち、4年連続で300塁打に到達。出場124試合目での到達は球団史上5番目のスピード記録だった。8回には右翼フェンス直撃の単打で14試合ぶりのマルチ安打とすると、3試合ぶりの38盗塁目を決め、リーグトップの39本塁打と合わせて「39―38」となった。8月は18試合で7本塁打も月間打率1割9分5厘と“不振”だが、復調の兆しは見えている。

 20日(同21日)終了時点でシーズン49本塁打、48盗塁ペース。「40―40」は通過点で、史上初となる「45―45」さらに「50―50」まで視界に捉えている。この日のマリナーズ先発、L・ギルバートとは通算13打数3安打1本塁打の打率2割3分1厘。7四球も選んでおり、出塁率は5割と相性は悪くない。長期連戦のラストゲーム。満員の本拠地で大谷が決める。

この記事の関連ニュース