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山本由伸、右肩負傷後2度目の実戦形式で2回1安打4K メジャー復帰へ圧巻投球 ロバーツ監督ら集結

スポーツ報知 2024年8月22日 8時7分

◆米大リーグ ドジャース―マリナーズ(21日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 右肩腱(けん)板損傷で60日間の負傷者リスト(IL)入りしているドジャース・山本由伸投手(26)が21日(日本時間22日)、本拠地・マリナーズ戦の試合前にライブBPに登板。負傷後2度目の実戦形式は打者のべ8人に対して2回1安打4奪三振と圧倒した。球数は34球だった。

 ロバーツ監督ら首脳陣、球団幹部も集結する中でマウンドに上がった右腕。打席には左右のマイナー2選手が交互に立った。2イニングを想定し、初回は空三振、見三振、四球、投ゴロ。試合を想定し、一度ベンチに戻ってインターバルを取り、2回は二ゴロ、左前打、空三振、空三振。4奪三振のうち3三振を直球で奪い、スプリット、カーブなどの変化球も決まった。

 6月15日(同16日)の本拠地・ロイヤルズ戦で2回緊急降板した山本は、7月上旬にキャッチボールを再開。今月16日(同17日)の敵地・カージナルス戦の試合前には負傷後初の実戦形式となるライブBPに登板し、打者5人に17球を投げて無安打2奪三振だった。

 前日20日(同21日)には負傷後5度目のブルペン投球を行い、感触を確かめるために6球。ロバーツ監督によると、山本は次回もライブBPで3イニング程度を投げ、その後マイナーなどでのリハビリ登板に向かう見込み。メジャー復帰は9月になる見通しだ。

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