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乱闘未遂もドジャース4連勝で13連戦締め 大谷翔平は“完璧”39盗塁で「39―39」 史上最速の偉業目前

スポーツ報知 2024年8月22日 13時58分

◆米大リーグ ドジャース8―4マリナーズ(21日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が21日(日本時間22日)、本拠地・マリナーズ戦に「1番・DH」で先発出場。2試合連続の39盗塁目を決め、史上6人目で最速の「40―40」達成に向けて残り1本塁打、1盗塁とした。この日は4打数1安打1盗塁2得点だった。

 最大の見せ場は5回に訪れた。1死からの第3打席で5試合連続安打となる右前打を放つと、ベッツの2球目にスタート。相手捕手が送球すらできない完璧なスタートで39盗塁目に成功した。二塁を陥れた大谷はサムアップポーズで喜びを表した。

 マ軍先発、L・ギルバートに対しては初回先頭の第1打席は空振り三振、3回2死一塁の第2打席は四球だった。6回無死三塁の第4打席は2番手右腕・ソーントンから左飛、8回1死一塁の第5打席は5番手右腕・テーラーから一ゴロで2年連続3度目の「40」号はお預け。今季8度目の複数盗塁もならなかったが、積み上げてきた数字は「39―39」となった。

 ここまでリーグトップの39本塁打。キャリアハイを大幅に更新する39盗塁と合わせ、シーズン49発&49盗塁ペースで、史上初の「45―45」さらに「50―50」も視界に捉えている。これまで5人が達成している「40―40」は出場147試合で到達した06年のソリアーノ(ナショナルズ)が最速記録だが、この日が同125試合目だった大谷の“記録更新”はほぼ間違いない状況となっている。

 ナ・リーグ西地区首位のドジャースは今季最長タイの13連戦を4連勝締め。10勝3敗と大きく勝ち越すことに成功した。3回には先発・フラーティが初回に死球を当てていたアロザレーナを右飛に打ち取った際、マウンドから何か声をかけたことがきっかけで“乱闘未遂”に。両軍ベンチから選手たちが飛び出すも事態は収まった。5回には一挙5得点の猛攻で、同2位のパドレス、Dバックスとは4ゲーム差となった。

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