第１０６回全国高校野球選手権記念大会で同校にとって初の決勝進出を決めた関東第一は休養日となった２２日、西宮市内で調整を行った。２３日に行われる決勝では初優勝を目指して京都国際（京都）と対戦する。
「欲もプライドも捨てて、チームが勝つバッティングをしたい」。ここまで４試合で１５打数３安打１本塁打、打率２割で「過去一最悪な打撃内容」と苦しむ４番・高橋徹平主将（３年）は決勝戦へ向け悲壮な覚悟を示した。
この日はティーバッティングやフリーバッティングで調整。「体が上がっちゃう癖があるので、しっかりボールを潰すイメージ」でバットを振り込んだ。
「一戦必勝で目の前の試合に集中したい。東京に優勝の旗をしっかり持って帰る」と力強く意気込んだ主将が関東第一を初の優勝へ導く。