俳優の中山優馬（３０）が、来年１月３１日に「ＳＴＡＲＴＯ ＥＮＴＥＲＴＡＩＮＭＥＮＴ」を退所、独立することが２２日、分かった。同事務所の公式サイトで発表された。
中山は同サイトを通じて「居⼼地の良かったこれまでの恵まれた環境から⼀歩踏み出す決断を致しました」とコメントした。
２００６年に入所した中山は、事務所創業者のジャニー喜多川氏に見いだされ、早くから頭角を現した。０８年にＮＨＫ「バッテリー」でドラマ初主演すると、０９年には山田涼介（３１）や知念侑李（３０）らと共に「ＮＹＣ ｂｏｙｓ」として活動し、同年にＮＨＫ紅白歌合戦初出場。１０年から「ＮＹＣ」として３年連続で紅白に出場。１２年以降はソロ活動を主軸に置き、俳優業を中心に活動してきた。
今年２月にスポーツ報知のインタビューに応じた際にも「頭をよぎります」と独立について言及。二宮和也や岡田准一ら俳優業を中心に活動する“仲間”の退所を見届け、「先輩方の選択は、５０％は自分もそうだなと思う。ただ、残りの５０％は、まだこの会社を信じたい気持ちがある。いろいろな問題もありますけど、関わっているスタッフさんはマジメに、真摯（しんし）にやってくれていて。その人たちと一緒にモノ作りをしていくのが、現段階では良いと思っていて」と揺れる思いを明かしていた。
以下、中山優馬のコメント全文
いつも⽀えてくださるファンの皆様、関係者の皆様へご報告がございます。この度、⾃分の⼈⽣をより豊かにする為、そして、表現者として更に⾼みを⽬指す為に、30 代を迎えた今、来年 1 ⽉に開催を予定しているライブツアーを最後に、居⼼地の良かったこれまでの恵まれた環境から⼀歩踏み出す決断を致しました。
⾃分にとって⼤きな分岐点となり、⼤きな挑戦となりますが、やるべき事は何も変わらず、今後も皆様に楽しんでいただける表現者を⽬指して精進して参ります。
未熟者ではありますが、今後とも宜しくお願い申し上げます。 中⼭優⾺
◇中山 優馬（なかやま・ゆうま）１９９４年１月１３日、大阪府出身。３０歳。２００６年、ジャニーズ事務所に入所。０８年にＮＨＫドラマ「バッテリー」の主演に抜てき。０９年「中山優馬ｗｉｔｈ Ｂ．Ｉ．Ｓｈａｄｏｗ」でＣＤデビュー。同年「ＮＹＣ ｂｏｙｓ」でＮＨＫ紅白歌合戦に初出場。１２年にソロデビュー。１６年に「ホーンテッド・キャンパス」で映画初主演。