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陸上3000M障害の順大・永原颯磨がU20世陸へ出発「チャレンジする気持ち」先輩の三浦龍司からも刺激

スポーツ報知 2024年8月22日 16時59分

 陸上の男子3000メートル障害で高校記録を持つ順大の永原颯磨(1年)が22日、U20世界選手権(27~31日、ペルー・リマ)へ成田空港からの出発前に取材に応じ「初めての世界の舞台なので、ワクワクしている気持ちの半面不安な気持ちもあります。自分自身、チャレンジする気持ちで大会に臨みたい」と笑顔で意気込んだ。

 今春卒業した、順大の先輩・三浦龍司(スバル)はパリ五輪で8位入賞。五輪2大会連続入賞の快挙を成し遂げた。テレビで応援していた永原は「さすがだな、すごいなって感動しました」と目を輝かせる。決勝後に連絡をとった際は「『自分も刺激をもらったので、次頑張ります』と言ったら『一緒に頑張ろう。これでしっかり世界のランキングに食い込んでやろうぜ』と言ってもらえた。すごい頑張れる材料になっています」と大きな刺激を受けた。

 10月はチームとして箱根駅伝の予選会も控えるため、夏合宿では「スピードというより距離を踏むような練習」も積んだ。その成果は3000メートル障害にも生きている感覚があると言い「スピード維持がすごく以前よりもしやすくなりました」と手応えを明かす。「1年生ではありますが、自分がしっかりチームの主力として走るんだという強い気持ちを持って、夏合宿等も取り組んで来ました。チームとしての次の大きいレースは箱根駅伝の予選会。今大会で、チーム全体に良い刺激を与えていきたい」と堂々と話した。

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