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【巨人】戸郷が3戦連続完封まであと2死で…1-0の9回に追いつかれ延長戦に突入 天王山第3Rは両軍譲らず

スポーツ報知 2024年8月22日 20時55分

◆JERA セ・リーグ 巨人―広島(22日・東京ドーム)

 1勝1敗で迎えた首位攻防戦の第3戦は、巨人先発のエース・戸郷翔征投手が3試合連続完封の目前、土壇場9回で広島に同点に追いつかれ、延長戦に突入した。

 巨人は1回、先頭の丸佳浩外野手が左前打で出塁。吉川尚輝内野手が送りバントを決め1死二塁としたが、モンテス内野手、岡本和真内野手が倒れ無得点。

 2回は大城卓三捕手が先頭で四球、坂本勇人内野手は中前打、1死となってから浅野翔吾外野手が中前打でつなぎ満塁としたが、戸郷は前進守備の三ゴロ併殺打に仕留められた。

 3回は2死からモンテス、岡本和が連続中前打して一、三塁とチャンスを広げたが、大城卓三捕手は投ゴロに終わった。4回は先頭の坂本が一塁の頭を越す右前打、門脇誠内野手は左前打で続き無死一、二塁。1死から戸郷が送りバントを決め2死二、三塁としたが、丸は空振り三振に終わった。

 戸郷は4回に先頭の矢野雅哉内野手に一塁線を抜ける右前打で初ヒットを打たれたが、小園海斗内野手を中飛、末包昇大外野手を遊ゴロ併殺打。5回は1死から堂林翔太内野手に二塁内野安打を許したが、中村奨成外野手と空振り三振、菊池涼介内野手を左飛に打ち取った。

 巨人が6回に待望の先制点を挙げた。1死から坂本勇人内野手が3打席連続ヒットとなる中前打で出塁。門脇誠内野手も中前打で続き、1死一、二塁とすると、浅野翔吾外野手が、広島の先発・アドゥワ誠投手の初球を叩いて右前打。「3打席ともチャンスでまわしていたので何とかくらいついて得点につなげたいと思っていました。点に繋がり良かったです」という一打で二塁から坂本が生還し、ようやく1点を奪った。浅野はこれで初戦のプロ初三塁打、2戦目の同点打に続き、天王山3試合連続で打点をマーク。まさにラッキーボーイとなった。

 戸郷は7回2死から坂倉将吾捕手に遊撃内野安打を許したが堂林を空振り三振。8回は3者凡退に抑えた。

 だが、1-0で迎えた9回に先頭の野間に右翼線への安打を許すと、続く矢野に送りバントを決められ1死二塁に。ここで小園に中前へタイムリーを許し、土壇場で同点に追いつかれた。

 巨人は9回裏に2死一、三塁の好機を作ったが、岡本が惜しくも三ゴロに。両軍譲らず、1ー1のまま延長戦に突入した。

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