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【巨人】戸郷翔征5回2安打無失点 内海コーチ「ここ最近のいい状態を維持できていていい」 打線は7安打も無得点

スポーツ報知 2024年8月22日 19時31分

◆JERA セ・リーグ 巨人―広島(22日・東京ドーム)

 1勝1敗で迎えた首位攻防戦の第3戦。巨人の戸郷翔征投手が、3年連続2ケタ勝利到達となる10勝目と、球団では18年の菅野智之投手以来の3試合連続完封を目指して先発。5回まで2安打無失点と好投しているが、打線は1回から4回まで毎回得点圏に走者を進めながら、広島の先発・アドゥワ誠投手から得点を奪えていない。

 巨人は1回、先頭の丸佳浩外野手が左前打で出塁。吉川尚輝内野手が送りバントを決め1死二塁としたが、モンテス内野手、岡本和真内野手が倒れ無得点。

 2回は大城卓三捕手が先頭で四球、坂本勇人内野手は中前打、1死となってから浅野翔吾外野手が中前打でつなぎ満塁としたが、戸郷は前進守備の三ゴロ併殺打に仕留められた。

 3回は2死からモンテス、岡本和が連続中前打して一、三塁とチャンスを広げたが、大城卓三捕手は投ゴロに終わった。

 4回は先頭の坂本が一塁の頭を越す右前打で出塁。門脇誠内野手は左前打で続き無死一、二塁。1死から戸郷が送りバントを決め2死二、三塁としたが、丸は空振り三振に打ち取られた。5回は3者凡退に終わり、6日に完封されたばかりのアドゥワに7安打しながら無得点に抑えられている。

 戸郷は4回に先頭の矢野雅哉内野手に一塁線を抜ける右前打で初ヒットを打たれたが、小園海斗内野手を中飛、末包昇大外野手を遊ゴロ併殺打。5回は1死から堂林翔太内野手に二塁内野安打を許したが、中村奨成外野手と空振り三振、菊池涼介内野手を左飛に打ち取り、5回まで2安打無失点と好投を続けている。

 戸郷の投球について、内海哲也投手コーチは「今日のピッチングはここ最近のいい状態を維持できていていいと思う。味方に点を取ってもらうまでランナーを出しても、点に繋げないように粘り強く投げてほしいし。エースらしい投球していってもらいたいね」と話した。

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