女優の河合優実が２２日、都内で行われた主演映画「ナミビアの砂漠」（山中瑶子監督、９月６日公開）のジャパンプレミアに共演の金子大地、寛一郎と出席した。
世の中も人生も全てがつまらないと感じている２１歳の主人公カナ（河合）の物語。今年のカンヌ国際映画祭で、国際映画批評家連盟賞を受賞した話題作だ。
河合は、日本の映画ファンにお披露目できることに「この日が楽しみで、待ちきれない作品でした。皆さんにお届けすることができてすごくうれしい」と思い入れの深さをのぞかせた。
さらに、６年前に山中監督に向けて、監督作への出演を直談判する手紙を送っていたことを告白。監督は「河合さんの存在にずっと背中を押されていました。時間はかかってしまったけど、やっとご一緒できて感無量でした」と語ると、河合は「相思相愛でよかった」と安堵（あんど）した。
本作にちなみ、“自身にキャッチコピーを付けるなら”と聞かれ、河合は「プロクラスティネーター」とフリップにしたためた。「やらなくちゃいけないこととかを先延ばしにしちゃう人のことらしいです。英語にすると、かっこいいですよね」と会場の笑いを誘っていた。