◆JERAセ・リーグ 阪神2―5ヤクルト(22日・京セラドーム大阪)
阪神は執念の継投も実らず、同一カード3連勝を逃した。1―2の8回に追う展開でセットアッパーの石井を投入。1点差をキープし、直後に大山が同点の13号ソロを放った。だが、9回に桐敷が2死二塁を招き、代打・山田に勝ち越し二塁打を浴びた。さらに満塁とされ、オスナに2点二塁打。リーグ最多53試合目の登板となったが、今季ワースト3失点で今季初黒星を喫した。先発の青柳は6回2失点と粘ったが、5回に左翼・島田の失策からピンチを招き、勝ち越しを許した。首位・広島とは再び5ゲーム差に広がり、23日からマツダで3連戦に挑む。また、前川右京外野手は試合前のフリー打撃で腰を痛めたとみられ、出場がなかった。
以下は岡田彰布監督の試合後の一問一答
―桐敷はヤクルトに相性が悪い
「あんまり良くないけど。まあ、石井にしても、4日空くのも、空きすぎなんかな、ちょっとな」
―間隔も空いていたからビハインドでも使えた
「いや、1点差やから、そらいくよ。そんなん」
―実際に追いついた
「そんなん、1点差ではいかんと」
―青柳は序盤は制球に苦しみながら
「ああ、なんかなあ。コントロールやろな、やっぱりな」
―粘り強くは投げた
「うん、まあのう。ちょっとエラーとかもあったからなあ。なんとか抑えとったけどな」
―ヤクルト先発のヤフーレには、高めの球に苦戦した
「いや、今日よう(球審が)取っとったなあ、ストライクなあ。まあ真鍋は広いから、高めも取るからのう」
―前川が試合前のフリー打撃の途中でアクシデント
「(報道陣も)見とったやん、フリーバッティング」