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【ヤクルト】代打・山田哲人がV打「負けていい試合なんてない」自力CS消滅危機救った

スポーツ報知 2024年8月22日 22時4分

◆JERAセ・リーグ 阪神2―5ヤクルト(22日・京セラドーム)

 ヤクルトは負ければ自力CS進出の可能性が消滅する一戦で踏みとどまった。山田哲人内野手が2―2の9回2死二塁で代打で登場。桐敷の直球を捉える決勝の中越え二塁打を放った。

 殊勲打のヒーローは「とにかく強引にならずに、センターの方向にという意識で、結果もその通り、自分のイメージ通りに打てたのでよかったかなと思います」と振り返った。

 高津臣吾監督は「あんまり慣れてないところでね。ただ、思いっきりスイングを仕掛けていってくれたところはさすがだなと思うし、相手からしても次もムネ(村上)だしね、プレッシャーかかるところかなと思って、あそこしかないと思って出しました」と“勝負手”を打った背景について明かした。

 “代打の神様”川端も「代打は1打席。1球、甘い球を見逃しちゃうと終わっちゃうので。どんどん仕掛けた方がいいんじゃないの」と助言を送っていたという。V打のシーンを見たベテランは「あれが一番。あれをファウルにしちゃうと厳しくなる。完璧じゃないですか」と称賛した。

 「やっぱり勝つということがすごい大事だと思うので、負けていい試合なんてない」と覚悟を口にした背番号1。残り33戦を死に物狂いで戦う。

 ▼ヤフーレ(7回途中1失点)「全体的に調子良く投げることができた。球数も少なく久しぶりに良いピッチングでした。勝っている状態で後ろにつなぐことができたのは満足しています」

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