◆ＪＥＲＡ セ・リーグ ＤｅＮＡ８―９中日（２２日・横浜）
ＤｅＮＡは終盤３イニングで８失点と救援陣が打ち込まれ、最大６点差をひっくり返されての敗戦。２０２０年７月２６日の広島戦（横浜）以来となる６点差以上からの逆転負けで、連勝は３でストップした。
初回に梶原がプロ初の先頭打者弾を放ち先制に成功すると、２回には山本が４号３ランでさらにリードを広げた。４―１の４回１死では山本が三塁打でチャンスメイクすると、続く京田がセーフティースクイズで５点目を追加。６回にも宮崎の適時打で２点を挙げ、リードを６点に広げたが、ここからが上手くはいかなかった。
先発したジャクソンが７回先頭から連打を浴びると、１死一、三塁で田中に適時打を許した。なお２死二、三塁で２番手の佐々木がマウンドに上がるも併殺崩れの間にさらに１点を献上した。
７―３の８回には３番手で登板した山崎と４番手のウェンデルケンが打ち崩されて一気に４失点で同点。直後に勝ち越したが、９回に守護神の森原が１死を取っただけで４安打と打ち込まれ、代わった中川颯が田中に決勝打を浴びた。
救援がまさかの総崩れ。三浦大輔監督は「セットアッパーとクローザーで（７、８回に）６点。四球絡みで悪いところが全て出た」と指摘。勝ち試合を落とし「もったいない試合だった」と厳しい表情だった。