◆ＪＥＲＡ セ・リーグ 巨人１―２広島＝延長１０回＝（２２日・東京ドーム）
巨人・杉内俊哉投手チーフコーチが、３戦連続完封を目前で逃した戸郷翔征投手をねぎらった。
戸郷は８回まで３安打無失点の好投。だが１点リードの９回１死二塁、小園に外角のフォークをとらえられ、中前へ同点適時打を浴びた。これがこの試合初めて得点圏に走者を背負った場面だった。
杉内コーチは「９回は大勢で良かったんじゃないか、とか色んな考えはあるでしょうけどね。もうすごい気合い入っていたし、戸郷に懸けたということですね」と振り返った。１８年の菅野以来６年ぶりとなる３試合連続完封まであと２死だった右腕について、「今のピッチングを続けていれば、すごいピッチャーになれると思う。今の所、これ以上求めたら酷かなと思うので。今日も頑張ってくれましたから」と高く評価した。