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タイガース・前田健太が満弾被弾で5回9安打6失点の乱調 元広島の同僚・鈴木誠也との初対戦は安打許す

スポーツ報知 2024年8月23日 5時3分

◆米大リーグ カブス―タイガース(22日、米イリノイ州シカゴ=リグレーフィールド)

 タイガース・前田健太投手(36)が22日(日本時間23日)、敵地・カブス戦に登板し、両軍無得点の2回から2番手で登板したが、満塁本塁打を浴びるなど、5回でリリーフ転向後最多の89球を投げて9安打6失点の乱調だった。広島時代の同僚で、日米通じて初対戦となった「4番・指名打者」でスタメン出場した鈴木誠也外野手(30)との対戦は、遊撃への内野安打、四球、中直の2打数1安打だった。

 中6日で、2回から2番手でマウンドに上がった右腕。いきなり迎えた日米通じて初対戦となった先頭・鈴木に遊撃への内野安打を許した。さらに1死一塁からホーナーとスワンソンに連打。1死満塁でクルーアームストロングから空振り三振を奪って2アウトとしたが、9番打者のアマヤに左翼へ6号満塁本塁打を浴びて先取点を献上した。

 3回もドジャース時代の同僚で先頭のベリンジャーに左翼への二塁打を許すと、続く鈴木には4球連続ボールで四球。続くブッシュは打ち取った当たりだったが、三塁への内野安打となり再び無死満塁のピンチを迎えた。それでも後続を打ち取って、ホーナーの一ゴロの間の1失点のみ。なんとか踏ん張ったが、4回も2死二塁でベリンジャーに中前適時打を浴びてリードを6点に広げられた。

 4イニング目のマウンドとなった0―6の5回は、ブッシュ、ホーナー、スワンソンから3者連続三振。大量リードを許した中でも最後は意地を見せた。6回は1死からアマヤに左前安打を許したが、追加点は与えなかった。

 前田は、7月9日(同10日)の本拠地・ガーディアンズ戦での先発を最後に結果を残せなかったこともあってリリーフへ配置転換。この試合がリリーフ7試合目の登板だったが、いずれも2回、40球を投げるロングリリーフで、前回登板の15日(同16日)、本拠地・マリナーズ戦では5回3分の2で84球を投げて、1安打無失点、5奪三振の好投を見せていた。

 

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