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エンゼルスGMが26年まで契約延長、球団発表 10年連続プレーオフ逸濃厚も、長期政権へ

スポーツ報知 2024年8月23日 5時54分

 エンゼルスは22日(日本時間23日)、ペリー・ミナシアンGM(44)と26年シーズンまで契約を延長することを発表した。20年11月にGMに就任したミナシアンGMは、今季が4年契約の4年目だったが、契約を延長したことで6年の長期政権となる。

 エンゼルスは、14年を最後にプレーオフの進出はなし。今季もここまで54勝73敗の借金19でア・リーグ西地区最下位とゲーム差なしの4位タイに沈み、10年連続でプレーオフに進出出来ないことが濃厚になっている。昨季までの9年連続プレーオフ進出なしは、タイガースと並んで、現状で更新している記録では、メジャーワーストだ。

 エンゼルスは大谷、トラウトという球界屈指の選手を擁しながら昨季までプレーオフとは無縁。昨オフには大谷がFAでドジャースに移籍した。今季はトラウトが4月に左膝の手術のため離脱して、今季中の復帰は絶望的。20年に7年総額2億4500万ドル(約358億円)の大型契約で加入したレンドンは今季も故障がちで、ここまで44試合の出場で、0本塁打、8打点、打率2割2分7厘と期待には応えられていない。

 それでも捕手の24歳オハピー、一塁手の22歳シャヌエル、遊撃手の23歳ネトら若手野手が順調に力をつけ、先発投手でも27歳サンドバル、24歳デトマーズらも経験を積んで、成長を続けるなど、光もある。チーム再建へ、今後の手腕に注目だ。

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