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藤田菜七子騎手、初勝利目前のジョブックノワに「何とか勝ち切ることができるように」…今週は新潟で計6鞍

スポーツ報知 2024年8月23日 10時42分

 藤田菜七子騎手=美浦・根本康広厩舎=は、新潟で土日計6鞍(土曜4鞍、日曜2鞍)に騎乗する。

 夏の新潟開催も残り2週。JRA通算165勝を挙げるなか、新潟では72勝を挙げる。今開催ではまだ白星を挙げられていないが、7月14日に福島で勝利して以来、今年6勝目をつかみ取りたいところだ。

 最も勝利が期待できそうなのが土曜3Rのジョブックノワだ。近2走が新潟で(3)(2)着。前走も最後の直線で一度は完全に先頭に立ったものの、勝ち馬の決め手に屈する形となった。今回は6ハロン替わりがポイントになりそう。「前走は相手が悪かったですね。状態を維持していて頑張ってくれました。連闘になりますが滞在で輸送がないのはいいですし、同じ状態をキープできていれば。少しエンジンがかかるのは遅いですが1200メートルもこなせますし、何とか勝ち切ることができるように頑張りたい」と初勝利に導く構えだ。

 土曜6Rはデビュー戦を迎えるキタノライブリーとのコンビ。14日、今週21日と美浦・坂路でまたがり感触を確認した。「2週連続で併せる形の追い切りだったので時計は出ていないですが、手応えには余裕がありましたしもう少し追えば時計は出るかなという感じでした。ダート1200メートルは一番合いそうですし、前向きで初戦から頑張れる気持ちがある馬です」と感触は上々だ。

 土曜10Rは約1年ぶりに手綱を執るカレンマックナイトとのコンビ。当時はダート1800メートルだったが、今回は芝のマイル戦。「騎乗したのはだいぶ前になりますがうまくさばけずにもったいない競馬でしたし申し訳なかったです。また乗せても頂けるのでいい競馬をしたいです」と意気込んだ。

【土曜新潟】

3Rジョブックノワ(牝3歳、美浦・根本康広厩舎、父ルーラーシップ)

4Rミランダアスール(牝3歳、美浦・水野貴広厩舎、父オルフェーヴル)

6Rキタノライブリー(牝2歳、美浦・本間忍厩舎、父アジアエクスプレス)

10Rカレンマックナイト(牡5歳、栗東・平田修厩舎、父カレンブラックヒル)

【日曜新潟】

2Rウヌボレヤサン(牡3歳、美浦・本間忍厩舎、父ダノンレジェンド)

7Rペイシャキク(牝3歳、美浦・蛯名利弘厩舎、父メイショウボーラー)

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