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東京・墨田区ラグビーフットボール協会に「可動式ラグビーポール」寄贈 東京向島ロータリークラブ創立55周年記念事業

スポーツ報知 2024年8月23日 17時30分

 東京・墨田区スポーツ協会(旧体育協会)に加盟する「墨田区ラグビーフットボール協会」(しもむら緑会長、大谷浩一郎理事長)に22日、墨田区を通じて可動式ラグビーポールが贈られた。全世界200以上の国にネットワークを形成している奉仕団体で地元の「東京向島ロータリークラブ」(小林康徳会長)が創立55周年記念事業の1つとして墨田区に寄贈。墨田区ラグビーフットボール協会も今年11月に設立10周年を迎え、墨田区のラグビー競技の普及と発展に拍車がかかりそうだ。

 可動式ラグビーポールの墨田区への寄贈は「東京向島ロータリークラブ創立55周年記念例会・祝賀会」の式典のなかで行われ、来賓として出席した山本亨区長は「大変ありがたいことで、スポーツを志す子どもたちに夢と希望を与える、そんな贈り物になる。心から感謝を申し上げる」とスピーチ。東京向島ロータリークラブ奉仕プロジェクト部門の小松﨑慎一・統括委員長も「墨田区はスポーツ振興に力を入れて取り組んでいる。たくさんの子どもたちがスポーツを通じて団結力、尊厳、勇気といった価値観を体現し、健全に成長している」と話した上で、今後についても「東京向島ロータリークラブ杯等の開催を視野に、継続的な支援を実施していく」とさらなるサポートを約束した。

 スポーツ振興に力を入れる墨田区は、野球やサッカー、陸上競技のグラウンドは充実しているものの、ラグビーの専用グラウンドがなく、今年5月に墨田区ラグビーフットボール協会が錦糸町にある錦糸公園野球場を使って初めてラグビーの区民スポーツ大会を開催。参加した子どもたちに山本区長も「このなかからオールジャパンの選手が出ることを期待します」とエールを送るなど、区としてもラグビー競技の普及を後押し。今回、可動式ラグビーポールが使えるようになったことで、墨田区でのラグビー熱が高まり、競技人口も増えていきそうだ。

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