ＤｅＮＡが一発攻勢で逆転勝ち。先発の２年目右腕・吉野光樹投手が、５回２失点で念願のプロ初勝利をあげた。
今季３度目の先発だった吉野は、２回にオスナのソロ、３回には九州学院高の１年後輩・村上の適時打で失点。だが、５回に山本祐大捕手が同点２ラン、６回に佐野恵太外野手が勝ち越しソロを放ち、勝ち投手の権利を得て後続にバトンタッチ。打線は７回にも桑原将志外野手の２ランでリードを広げ、そのまま押し切った。
ＤｅＮＡは昨年に続き、２年連続でヤクルト戦の勝ち越しを決めた。
【吉野に聞く】
―今の気持ちは
「前半はゲームを作れなかったんですけど、野手陣の方に助けていただいて、初勝利をあげることができて、うれしいのひとことです」
―３度目の先発。投球内容について
「納得はいってないですけど、５回２失点でまとめられたってことはよかったかなと思います」
―村上との対戦を楽しみにしていた
「マウンドから見たムネの姿はかなりでかくて、すげーなーって思ってました」
―同い年の山本が攻守で引っ張った
「祐大のおかげで助かってます」
―ウィニングボールを手にした感想
「３度目になってしまったけど、初勝利をあげることができて、とりあえず今はホッとしてる感じです」
―誰に喜びを伝えたい？
「もちろん親というのはあるんですけど、ここまでケガもあって、支えてきてもらった人にお礼を、ＤｅＮＡのトレーナーさんは近くで寄り添ってくれて、支えてもらったので、まずは勝ちましたという報告はしっかりしたいと思います」
―ファンにメッセージを
「暑い中、声援ありがとうございました。次はもっと楽に見てもらえるように頑張ります。応援よろしくお願いします」