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大谷翔平、第1打席は一直 史上最速「40―40」へ残り1本塁打&1盗塁の“ダブルリーチ”

スポーツ報知 2024年8月24日 11時22分

◆米大リーグ ドジャース―レイズ(23日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が23日(日本時間24日)、本拠地・レイズ戦に「1番・DH」で先発出場。初回先頭の第1打席は一直だった。2ボール1ストライクからの4球目、内角90・2マイル(約145・2キロ)シンカーに少し詰まらされた。

 レ軍先発の左腕・アレクサンダーとは22年の対戦で6打数4安打の打率6割6分7厘、1本塁打だった得意の投手。史上6人目で最速の「40―40」には残り1本塁打、1盗塁に迫っており、一気に達成することも期待される。

 エンゼルス時代、レイズ戦は“縁”があった。渡米2年目の19年6月13日(同14日)に日本人初のサイクル安打。21年6月25日(同26日)にはメジャーでは自身初の先頭打者本塁打。22年、23年に記録した2本の満塁弾はともにレ軍が相手だった。これまで過去5人の中で「40―40」の最速記録は出場147試合で到達した06年のソリアーノ(ナショナルズ)だが、同126試合目の大谷は大幅に上回る勢い。今季本塁打と盗塁を同時にマークした試合は4度あり、この日達成の可能性も十分ありそうだ。

 今季最長タイの13連戦を終えて、22日(同23日)は休養日だった。21日(同22日)の本拠地・マリナーズ戦では5回1死から右前打を放ち、今月初の5試合連続安打とすると、2戦連続の39盗塁目。相手捕手が送球できない完璧なスタートで「39―39」としていた。散髪してスッキリして臨んだこの日。本塁打か盗塁でまずは偉業へ“王手”をかけたい。

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