女優の高田夏帆が２４日、都内で舞台「裸足で散歩」（翻訳・福田響志、演出・元吉庸泰）の稽古場会見に加藤和樹、福本伸一、松尾貴史、戸田恵子らと出席した。
米ニューヨークの古いアパートに引っ越してきた新婚夫婦の騒動を描いたニール・サイモン作のハートフルコメディー。日本では２０２２年以来、２年ぶりの再演となる。前回、初舞台で膨大なセリフ量の妻・コリー役を演じた高田は「再演になって、こんなにうれしいことはない。前回は自分のことで精いっぱいだったので、今回は溶け込みたい。初演の自分を超えられるように頑張りたい」と抱負を語った。
夫・ポール役の加藤も「夏帆ちゃんは前回、初舞台で、めちゃくちゃ真っすぐな瞳で、朝早くから夜遅くまで稽古を頑張っていた。信頼関係があるから、夫婦のぶつかりあいを密に演じられる。夫婦のやりとりをグッと引き締めていきたい」と進化を誓った。
大阪公演は９月２７～２９日にサンケイホールブリーゼ、静岡公演は１０月５日に富士市文化会館ロゼシアター、東京プレビュー公演は同１０日に曳舟文化センター、同１３日にタクトホームこもれびＧＲＡＦＡＲＥホール、東京公演は１１月８～１９日に博品館劇場で上演する。その後、茨城、神奈川、北海道、宮崎、大分、宮城、愛知、香川でも公演予定。