さいたま市立大宮国際中等教育学校の生徒２７人（中学生１８人、高校生９人）が２４日、ベルーナドームを訪れ、試合前練習後の源田を取材するなど職業体験を行った。
源田に対する取材では「スランプに陥らず安定して成績を残す秘訣は？」と質問。源田は「プロだからたくさんの方がアドバイスしてくれますが、すべてをそのままのみ込むのではなく、自分の考えと照らし合わせて取り入れていくことで、調子の波をおさえることができているのかもしれませんね」と回答した。
また、「ミスやエラーをしてしまったらどうやって気持ちを切り替えていますか？」という質問には、「なるべく引きずらないようにしています。大きな声では言えませんが、１週間も経てばみんな忘れてくれてるって思うようにしたりとか（笑い）」となごやかに応じた。
また、入場ゲートでファンをハイタッチで迎えるなど、ファンサービスも体験した。生徒たちは「源田選手はすごく丁寧に接してくださって、人として尊敬できる方だと思いました」などと感想を話していた。
今回の訪問は、国際バカロレア認定校の大宮国際中等教育学校が、生徒たちの探究心の醸成を目的に実施したもの。国際バカロレアとは、国際バカロレア機構（本部ジュネーブ）が提供する、国際的でチャレンジに満ちた教育プログラムのこと。認定校に対し、共通カリキュラムの作成や、世界共通の国際バカロレア試験、国際バカロレア資格の授与などを実施している