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【阪神】福本豊氏 阪神は拙攻で広島に付き合う痛い黒星 6回、7回とチャンスを生かしきれず

スポーツ報知 2024年8月25日 5時0分

◆JERAセ・リーグ 広島2―1阪神(24日・マツダスタジアム)

 スコアは2―1だが、もっと点の取り合いになってもおかしくなかった。広島の拙攻に付き合った阪神・岡田監督はストレスがたまったはずだ。

 7回無死一、二塁の木浪のスリーバント失敗は言わずもがな。大瀬良が制球を乱して2者連続四球の6回1死一、二塁では、中野が初球の甘いストレートを見逃した。四球の後の初球を狙うのは鉄則。一、二塁間も大きく開いており、引っ張るには絶好の球だった。結果、三振でこの回は1点止まりだった。

 勝負は紙一重で、1球で変わるのが野球だ。門別が末包に許した2点二塁打も、内角を狙った逆球だった。広島は3連戦に一つ勝って余裕が出た。5ゲーム差で追う阪神は、3戦目こそ絶対に落とせない。(スポーツ報知評論家)

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