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10勝目狙うカブス・今永昇太がWBC決勝以来のマイアミで先発、初回は3者凡退好発進…鈴木誠也先制弾

スポーツ報知 2024年8月25日 5時26分

◆米大リーグ マーリンズ―カブス(24日、米フロリダ州マイアミ=ローンデポパーク)

 カブス・今永昇太投手(30)が24日(日本時間25日)、敵地・マーリンズ戦で10勝目を狙って、先発し、初回は3者凡退の好発進を切った。

 1回表に「3番・右翼」でスタメン出場した鈴木誠也外野手(30)が、先取点となる17号ソロで先取点。今永は両打ち1人を含む全9人の右打者を並べたマーリンズ打線を相手にリードをもらってマウンドに上がった。先頭のノービーを右邪飛で誠也が捕球すると、その後も捕ゴロ、二飛に打ち取って、3者凡退の好発進を切った。

 マイアミのローンデポパークは、先発した23年3月のWBC決勝・米国戦以来の登板。同試合では、ベッツ(ドジャース)、トラウト(エンゼルス)ら強力打線を相手に立ち向かい、2回にT・ターナー(フィリーズ)にソロを浴びたが、2回4安打1失点と踏ん張って流れを作り、優勝に貢献した。

 試合前の時点で23試合に登板して9勝3敗、防御率3・11。日本人投手が1年目で2ケタと勝利となれば、1995年野茂(ドジャース、13勝)、2002年石井一(ドジャース、14勝)、07年松坂(レッドソックス、15勝)、10年高橋尚(メッツ、10勝)、12年ダルビッシュ(レンジャーズ、16勝)、14年田中将(ヤンキース、13勝)、16年前田(ドジャース、16勝)、23年千賀(メッツ、12勝)に次ぐ9人目の快挙となる。

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