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セーリング銀メダルの岡田奎樹、吉岡美帆組 コンビ最後のレースで有終の美…全日本470級選手権で総合優勝

スポーツ報知 2024年8月25日 13時21分

 ◆セーリング 全日本470級選手権 最終日 メダルレース(25日、神奈川・江の島ヨットハーバー)

 今大会で解散するパリ五輪銀メダルの岡田奎樹、(トヨタ自動車東日本)、吉岡美帆(ベネッセ)組が、圧倒的な強さで総合優勝。銀メダルコンビ最後の大会を有終の美で飾った。岡田は、個人として6度目の優勝で、五輪4大会出場の小松一憲と並び大会最多タイの優勝回数となった。

 21日に開幕した大会は、予選、決勝シリーズ計12レースを戦い、総合上位10艇が、この日のメダルレースに進んだ。岡田、吉岡組は、銀メダルを獲得した実力で圧倒。12レース中10レースが1位という強さを発揮し、1位でメダルレース進出を決めていた。

 2位の吉田愛、吉田雄悟組とは9点差だ。メダルレースは得点が倍になるとはいえ、吉田組が1位になっても岡田、吉岡組は5位以上で総合優勝が決まる絶対的な優位に立っていた。この日は手堅く3位にまとめ、世界トップクラスの走りで、凱旋(がいせん)レースで有終の美となった。

 岡田は470級から離れ、2人乗りの別艇種に転向予定という。「もう一段上のメダルを狙う」という2028年ロサンゼルス五輪は、別艇種で狙うことになる。吉岡は、「また4年間、五輪へのエネルギーを使う自信がない」と、第一線から退く方向だ。

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