プレーオフでＯＢ３連発 小斉平優和「なぜあのショットになったのか分からない」…初優勝ならず

◆男子プロゴルフツアー　Ｓａｎｓａｎ・ＫＢＣオーガスタ　最終日（２５日、福岡・芥屋ＧＣ＝７２７４ヤード、パー７２）

　３位で出た２６歳の小斉平優和（太平洋クラブ）は７バーディー、ボギーなしの６５をマークし、通算１９アンダーでホールアウト。後ろの組の香妻陣一朗（国際スポーツ振興協会）が１８番でパーパットを外して１９アンダーとし、プレーオフが決まった。

　１８番パー５でのプレーオフ２ホール目。ドライバーでのティーショットを３球連続で右にＯＢし、グリーンを捉えるのに９打を要した。初優勝には届かず「気持ちは変わることなく、気も抜かずにやった。悔やまれるのはあのティーショットだけ。なぜあのショットになったのかは分からない」と悔しさを押し殺した。