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幕内・錦木が34歳誕生日 入門19年目「ケガの治りは遅いです。いつまでも若いと思っていたらダメですね」

スポーツ報知 2024年8月25日 17時35分

 大相撲の夏巡業が25日、神奈川・横須賀市で行われた。幕内・錦木(伊勢ノ海)がこの日、34歳の誕生日を迎えた。「もう30歳をすぎたら、あまり変わらないですよ」と語ったが、支度部屋では幕内・一山本(放駒)が用意したケーキで祝福を受けた。さらにこの日は巡業最終日ということもあり、「普通におうちで祝いますよ」と、家族との再会を心待ちにした。

 15歳で入門し、34歳となったベテランも「ケガの治りは遅いですよ。体のどこかを痛めたら、治すのに時間がかかります。変に無茶はできないですね。いつまでも若いと思っていたらダメですね」と体の変化を感じている。それでも「動けるものだったら動いておきたいから、なんとも言えないですね。やれる時にやらないと、どんどん衰えていくばっかりなので」と、稽古への意欲も尽きていない。この日は稽古場でのぶつかり稽古で汗を流した。自身の体と相談をしながら、秋場所(9月8日初日・両国国技館)への調整を続ける。

 14日には岩手・花巻市でも夏巡業が行われた。岩手県出身の錦木には、たくさんの声援が送られるかと思われたが、「いつもより応援は多かったけど、逆に取組で対戦した明生関(立浪)の方が声援が多かったですね。勝った明生関の応援がすごかった」と錦木節で笑いを誘い、夏巡業を終えた。(大西健太)

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