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J1広島が30年ぶりの6連勝! 首位・町田を追走 大橋、川村ら主力選手が海外流出しても強い

スポーツ報知 2024年8月25日 22時14分

◆明治安田J1リーグ▽第28節 広島2―0柏(25日・Eピース)

 2位の広島はホームで柏を2―0で下し、30年ぶりのリーグ6連勝を飾った。

 前半38分、自陣でパスを受けたFW加藤陸次樹が巧みなポストプレーから右サイドへ展開。MF新井直人の右クロスが相手に当たってコースが変わり、ペナルティーエリア右へ走り込んだDF中野就斗が右足シュートを決めた。今季全28試合に先発している24歳の同4点目で先制に成功した。

 後半7分にはロングパスに抜け出した柏のパリ五輪代表FW細谷真大に決定機を許したが、日本代表GK大迫敬介との1対1の場面でシュートはわずかに右へ外れた。迎えた同20分、FW松本泰志の左クロスを相手がクリアしたボールがそのままゴールに吸い込まれ、オウンゴールで2点目を奪った。

 広島は93年の第2ステージ第16節・市原戦から計9連勝した1994年4月2日の第1ステージ第6節・鹿島戦以来、30年ぶりのリーグ6連勝を遂げた。

 今夏は6月にMF川村拓夢がオーストリア1部ザルツブルク、7月にFW大橋祐紀がイングランド2部ブラックバーンに移籍と主力が海外流出した。一方、MF川辺駿がベルギー1部スタンダールから復帰するなど、戦力を落とさずに好調をキープ。直近6試合2失点の堅い守備、J1最多タイの48得点の迫力ある攻撃を武器に首位・町田を追走している。

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