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首位町田“苦手”新潟と痛恨ドロー 2位広島と2差に DF昌子源「もう引き分けOKの時期じゃない」

スポーツ報知 2024年8月25日 22時27分

◆明治安田J1リーグ▽第28節 新潟0―0町田(25日・デンカビッグスワンスタジアム)

 J1は5試合が行われ、首位の町田はアウェーで新潟に0―0と引き分けた。2位広島はホームで柏に2―0と勝利し、6連勝で町田との勝ち点差を2と縮めた。また鹿島はアウェーで東京Vに1―2と敗れ3試合勝利なしで4位に後退した。鳥栖に勝利した神戸が3位浮上、鹿島は4位に後退した。

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 新潟の攻撃に耐え続けてきた町田は、最後に訪れたチャンスを生かすことはできなかった。ボール保持率では35パーセントと大きく下回る中で、無失点のまま試合終盤へ。後半42分、中盤からのパスに抜け出したMF荒木がシュートを放ち、後半アディショナルタイムにはクロスにFWデュークが頭で合わせたが、ゴールを割ることはできず。黒田剛監督は「クリーンシートで終われたことはよかったですが、やはり攻撃に転じた時の単純なロスト、パスひとつのクオリティーに精細を欠いた。自分たちが改善すべきポイントは多くある」と攻撃面での課題を挙げた。

 新潟には昨季の天皇杯、今季リーグ戦のホームゲームでも敗れており、黒田監督が昨季就任してからこれで1分け2敗。新潟得意のパスワークに翻弄される試合もあったが、この日はGK谷、DF昌子、そして今夏加入から2試合連続先発となったDF中山の両センターバックを中心とした守備陣が耐えた。それでも昌子は「もう引き分けOKの時期じゃない。(2位の)広島さんは優勝経験もある。まだ首位だ、という感覚は僕らにはない。もう(差を)詰められている。じりじりこられたな、と」と語り、危機感を募らせた。

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