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吉田正尚は2試合連続二塁打も、積極走塁裏目で三塁憤死 チームはDバックスにスイープされる

スポーツ報知 2024年8月26日 6時5分

◆米大リーグ レッドソックス5―7ダイヤモンドバックス(25日、米マサチューセッツ州ボストン=フェンウェイパーク)

 レッドソックスの吉田正尚外野手が25日(日本時間26日)、本拠のレンジャーズ戦に「6番・DH」で出場し4回に2試合連続二塁打を放って4打数1安打で打率は2割9分3厘。レッドソックスは3併殺を喫するなど好機を潰して手痛い3連敗だ。

 

 積極走塁が裏目に出た。ディバースの通算200号となる3ラン本塁打で4―0とした4回。1死後、吉田は先発右腕ケリーのカットボールを引っ張り、打球速度109・5マイル(176キロ)の鋭い当たりで、右翼フェンス沿いに転がした。吉田は打球の行方を確認してから二塁を蹴ったが、難なく打球を処理した右翼手から、二塁手、三塁手と見事な中継プレーにやられた。吉田は三塁ベースから数メートル手前で、刺されてしまった。

 去年7月16日のカブス戦以来となる今季初三塁打はならず、「行けると思ったんですけど。無理するところじゃなかった」と肩を落とした吉田。結果論とはいえ、続くウォンが左翼線二塁打しただけに、二塁で留まっていれば、5点目のホームを踏めたはずだった。チームは6回にスアレスの逆転3ランを浴びただけに、惜しまれる。

 試合後のコーラ監督は「相手はパーフェクト・スローが2つ重なった。積極的な走塁は、問題じゃない」とかばったが、「攻める中でも、判断が大事になってくる」と吉田は反省しきりだった。レッドソックスはオールスター後の後半戦で、ナ・リーグとの交流戦成績は1勝8敗。今季5度目のスイープを喫し、ワイルドカード争いの窮地に立った。

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