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拳王、「N―1」有言実行の優勝戦進出&清宮海斗「GHC王座」挑戦「優勝してGHCヘビーを獲る」…8・25名古屋全成績

スポーツ報知 2024年8月26日 7時37分

◆プロレスリング・ノア「N―1 VICTORY 2024」(25日、愛知・名古屋国際会議場)観衆843

 プロレスリング・ノアの真夏の最強決定戦「N―1 VICTORY 2024」が25日、愛知・名古屋国際会議場で行われた。

 公式戦最終戦となった名古屋大会。Bブロックは、セミファイナルで「ALL REBELLION」の拳王が稲村愛輝を破り、勝ち点を11点とし首位で優勝決定戦進出を決めた。

 メインイベントのAブロック公式戦は、「ALL REBELLION」でGHCヘビー級王者の清宮海斗がジャック・モリスを沈め勝ち点を10としWWE NXTのジョシュ・ブリグッスと並んだ。しかし、大会規定で同点の場合は、直接対決での勝者が優勝戦に進出できるため、ブリッグスに8・17八王子大会で勝利している清宮が生き残った。

 この結果、9・1エディオンアリーナ大阪での優勝決定戦は、清宮と拳王の「ALL REBELLION」対決となった。メインが終了したリングに上がった拳王は、清宮へ大会前に掲げていた優勝戦でのGHC王座をかけることを要求。これに清宮は受諾した。大会後にノアは、両者の意向を受け9・1大阪で大会史上初の優勝決定戦&GHC王座戦の決定を発表した。

 拳王は、自身の試合が終えたバックステージで稲村へ「1年前より数段成長したぞ。だが、まだまだだ。NOAHの頂点を獲るにはまだまだだ。そしてお前がNOAHの頂点を獲らないと、NOAHのさらなる上は見えてこないぞ。おい、いいか稲村愛輝。1年前もそうだ。そして今もそうだ! お前には本当に期待している。まだまだだ。まだまだてめえの未来はあるぞ」とエールを送り「俺はN―1 VICTORY優勝して、そしてGHCヘビーを獲る。それだけだ!」と宣言した。

 一方、清宮はは拳王へ「お前を決勝で待ってたよ。N―1 VICTORY 2024覇者、そしてこのGHCのベルトもかけて決勝でお前とやってやる。お前にとっても忘れられない夏にしてやるよ。本当に一戦一戦、過酷だったけど、すべてはこのプロレス界、本当に一番の熱い熱、起こせると思ってやってきた。最後、拳王と当たるのも何かの縁なんだろうなって思うよ。お前とやれて楽しみだけど、このN―1、最後、日本一、世界一忘れられない夏、みんなとともに俺が創ります」と約束した。

 ◆8・25名古屋大会全成績

 ▼「N―1 VICTORY 2024」Aブロック公式戦

○清宮海斗(10点=4勝1敗2分)(23分48秒、変型シャイニングウィザード→片エビ固め)ジャック・モリス(8点=4勝3敗)●

 ▼同Bブロック公式戦

○拳王(11点=5勝1敗1分)(17分29秒、P.F.S→片エビ固め)稲村愛輝(6点=3勝4敗)●

 ▼スクランブルイリミネーションマッチ

AMAKUSA、近藤修司、○Eita、アレハンドロ、宮脇純太(25分00秒、オーバーザトップロープ)ダガ、スペル・クレイジー、HAYATA●、YO―HEY、タダスケ

 ▼「N―1 VICTORY 2024」Aブロック公式戦

○ジョシュ・ブリッグス(10点=5勝2敗)(9分03秒、ラリアット→片エビ固め)ドラゴン・ベイン(6点=3勝4敗)●

 ▼同Bブロック公式戦

○佐々木憂流迦(6点=3勝4敗)(9分15秒、膝十字固め)タビオン・ハイツ(8点=4勝3敗)●

 ▼6人タッグマッチ

○齋藤彰俊、モハメドヨネ、藤村加偉(13分55秒、スイクルデス→片エビ固め)丸藤正道、杉浦貴、大原はじめ●

 ▼「N―1 VICTORY 2024」Aブロック公式戦

○マサ北宮(7点=3勝3敗1分)(12分17秒、ダイビングセントーン→片エビ固め)大岩陵平(7点=3勝3敗1分)●

 ▼同Bブロック公式戦

○アルファ・ウルフ(5点=2勝4敗1分)(11分29秒、ウルフドライバー→片エビ固め)タイタス・アレクサンダー(8点=4勝3敗)●

 ▼タッグマッチ

○征矢学、大和田侑(8分51秒、ドラゴンスリーパー)ルイス・マンテ、谷口周平●

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