Infoseek 楽天

西岡良仁「実績も調子も上がってきている」テニス全米OP26日開幕

スポーツ報知 2024年8月26日 15時40分

 テニスの4大大会最終戦、全米オープンは26日から開幕する。男子シングルスで世界ランク53位の西岡良仁(ミキハウス)がWOWOWのインタビューに応じ、意気込みを語った。

 ―(3度目のツアー優勝となった)アトランタ大会の感想を教えてください。

 「自分としては優勝すると思っていなかったので、とんとん拍子でよい形で試合に勝てたなと思います。初戦からかなり暑い中での試合だったので、体力的にも大丈夫かな?と思う試合展開も多く、非常によく耐え抜いた1週間でした。セミファイナルも危なかったですし、決勝に関しては雨の延期がなければ負けていたかなと思います。そういった中で、ある意味自分にとって良い流れがきた1週間だったと思います。しっかり勝ち切ったというところが、1つの自信につながったと思います」

 ―(アトランタ後の)シンシナティでは、メンタルが崩れた印象を受けました。あのようなフラストレーションの出し方は珍しいと思ったのですが、ご自身ではどのように考えていますか?

 「調子としては非常に良かったです。スタートから彼(フルカチュ)はプレーをやめる、やめないと揉めながら試合を行っていました。試合の進行として、彼があまりやる気がないという感じだったので、そのまま勝てると思っていました。ただ彼のサーブが良く、また大きい選手特有で、彼らは(強い)ボールが打てるので、やる気がなくなったら、とりあえず打つという展開になりました。僕は確実に(試合を)何度か終わらせようとしていったが、彼の打ったボールが良いところに入り、逆転されたので、そこでフラストレーションが溜まりましたね。自分のプレーがどうこうというわけではなく、相手が諦めている中での振り切ったプレーが上手くいき、逆転されたことにフラストレーションが溜まりました。もちろん良くないところだったとは思いますけど、あのような瞬間は自分にとってもあまりありません。テニスとしては悪くなかったというのが1つの救いかなと思います」

 ―現在のメンタル、フィジカルの調子はいかがでしょうか?

 「少し体に痛いところがあるのですが、動いていてそこまで問題ないと思います。テニスの調子に関しては、結果がある程度出てきて、実績も調子も上がってきています。しっかりとここ(ニューヨーク)に入って、長い間調整しているので、テニス的にもメンタル的にもかなり良い状態だと思います。相手(キツマノビッチ)としてもほとんどイーブンで戦っている選手です。シンシナティでは勝ちましたが、こっちの方が、コートが遅いので、ラリー戦になったときにどうなるか。タフな試合だと思いますが、良いテニスができれば勝てる可能性がある相手だと思います」

この記事の関連ニュース