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大坂なおみ「本当に特別」全米OP26日開幕「より優れた選手になっているはず」

スポーツ報知 2024年8月26日 15時38分

 テニスの4大大会最終戦、全米オープンは26日から開幕する。女子シングルスで元世界ランク1位の大坂なおみ(フリー)がWOWOWのインタビューに応じ、意気込みを語った。

 ―インスタグラムでの発言で、お子さんを産んだ後、自分の身体が自分の物ではないような気分だとおっしゃっていましたが、そうなると想像していましたか?

 「そうなるとは思っていました。実際に産後、トレーニング中に、そう感じていました。覚えているのは、トラックでランニングしている時に、速く走れなかったことです。皆に抜かれ、母にまで抜かれてしまいました。だから、泣いてしまった。なぜなら、もうハイレベルでプレー出来ないのではないかと思ったからです。シンシナティの時に、これは少し予想外だと思いました。というのは、シーズンの終盤にそのような気分になったからです。でも同時に、これほどのフルスケジュールでプレーしたこともなかったし、クレーから芝への転換、クレーからハードへの転換も経験したことが無かった。だから、ハードコートで、もっと時間を掛ける必要があると思いました」

 ―大好きな全米に戻って、どういう感じがしていますか?

 「この大会は、私にとって、本当に特別です。ここで育ちましたし、ここに来るのが大好きです。もちろんサーフェスは、私に物凄く合っています。そしてとても良い練習も出来たので、良い結果が出せることを望んでいます」

 ―全豪でカムバックを果たして、長期の目標を持っていたと思います。今回は、良い結果を出せると良いですね。どのようなプランを持っていますか?

 「すぐに良い結果が出せたら良かったですが、自分に対しては、ここ(ニューヨーク)と日本の大会で良い結果を出したいと言い聞かせて来ました。それが出来ることを今でも望んでいます。振り返ってみると、今シーズンはクレーでどうプレーすれば良いのかを学び、芝でどうプレーすれば良いのかを学んで来たように思います。そしてハードコートに戻って、私はより優れた選手になっているはずなので、これからも成長を続けることを望みます」

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