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東洋太平洋王座防衛狙う中嶋一輝「尚弥につなげる」と9月3日防衛戦控える同門同学年のモンスターに勝利のリレー誓う

スポーツ報知 2024年8月26日 16時20分

◆プロボクシング ▽東洋太平洋スーパーバンタム級(55・3キロ以下)タイトルマッチ12回戦 王者・中嶋一輝―同級11位・和氣慎吾(27日、東京・後楽園ホール)

 東洋太平洋スーパーバンタム級王者の中嶋一輝(大橋)が26日、東京ドームシティ内の「blue―ing! DISCOVER」で初防衛戦に向けた前日計量を行った。55・3キロのリミットいっぱいで1発パス。挑戦者の同級11位・和氣慎吾(FLARE山上)も55・1キロで1発パスした。WBCの最新の世界ランキングで15位に入った中嶋は「いつも通り冷静に倒しにいくだけ。しっかり勝って、次につなげたい」とKO宣言した。

 中嶋は昨年6月、TJ・ドヘニー(アイルランド)に4回TKO負け。WBOアジアパシフィック同級王座から陥落した。再起戦となった今年2月の東洋太平洋王座決定戦で中川麦茶(一力)に3―0判定勝ちで再びタイトルを手にしていた。

 世界4団体スーパーバンタム級統一王者で同学年の井上尚弥(大橋)が9月3日、東京・有明アリーナでドヘニーと対戦する。自身の敵討ちを果たしてもらうためにも、「尚弥につなげたい」と勝利のたすきリレーを誓った。

 元東洋太平洋、日本王者でプロ14年目の和氣は王座返り咲きを狙う。「すべてやれることはやった。自信100%」とニヤリ。前回保持していたときとはベルトの色などが違うため、「早くベルトがほしい」と王座奪取に強い意欲を見せた。

 戦績は31歳の中嶋が15勝(12KO)2敗1分け、37歳の和氣が31勝(22KO)8敗2分け。

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