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10月17日大橋ジム移籍後初戦の力石政法「夢は同時に世界チャンピオン」兄・矢吹正道は10月12日世界戦

スポーツ報知 2024年8月26日 16時34分

 WBCシルバー・スーパーフェザー級王者でWBC世界同級6位の力石政法(大橋)が26日、都内で10月17日、東京・後楽園ホールで行われる大橋ジム移籍初戦に向けた会見を行った。フィリピン同級王者のアルネル・バコナヘ(フィリピン)との10回戦。世界挑戦への「最善の選択」と7月にLUSH緑ジムから大橋ジムに移った力石は、「勝つだけじゃなく、勝ち方も求められている。絶対KOで倒す」と力強く宣言した。

 力石は3月22日(日本時間同23日)、イタリア・ローマでWBCシルバー王者だった同級6位のマイケル・マグネッシ(イタリア)に挑戦。WBC世界同級挑戦者決定戦でもあった試合で、ポイントリードされながら12回に劇的なTKO勝ちを見せた。WBC世界同級王者ロブソン・コンセイソン(ブラジル)への挑戦権を手にするが、IBF3位、WBOも9位に入っており、大橋ジムの大橋秀行会長は「(今回は)世界前哨戦。チャンスがあればすぐに(世界戦)にいきたい」と他団体での挑戦を含めたバックアップを約束した。

 兄で元WBC世界ライトフライ級(48・9キロ以下)王者・矢吹正道(LUSH緑)が、10月12日にIBF世界同級王者・シベナティ・ノンシンガ(南アフリカ)に挑戦する。「夢は同時に世界チャンピオンになっていること。兄に期待します」と矢吹の勝利を願い、自身も世界へ大きく近づくKO勝ちを目指す。

 ともに30歳の2人の戦績は力石が15勝(10KO)1敗、バコナヘは17勝(12KO)8敗。

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