Infoseek 楽天

白熊が新入幕「応援してもらえる白熊になりたい」 弟弟子の関脇・大の里には「早く近づきたい」…秋場所番付発表

スポーツ報知 2024年8月26日 17時18分

 日本相撲協会は26日、大相撲秋場所(9月8日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表した。新入幕の白熊(二所ノ関)が茨城・阿見町の部屋で会見に応じた。「ちゃんとしっかりした番付にまで来た。親方を信じてやってきたことが一番」。同席した二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)の前で感謝を示した。

新潟・能生(のう)中、海洋高、日体大で関脇・大の里(二所ノ関)の1学年先輩にあたる。「横綱や大関を目指したい。でも、大の里に1日でも早く近づきたい」。夢は大の里との同部屋での優勝決定戦だという。

 しこ名は昨年の九州場所後に二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)から提案された。同親方は「みたまま。優しくて力強い」と性格と風貌から名付けたことを明かした。右四つが得意で「北海の白熊」と呼ばれた元大関・北天佑(故人)に近づくという意味も込められている。「幕内でも応援してもらえる白熊になりたい」と意気込んだ。

 ◇動物しこ名 強さにあやかったり、縁起を担ぐ意味合いで「龍」「鳳」など架空の生き物が使われる例もある。「龍」とともに「虎」も人気。「虎鮫龍(こさめりゅう)」「牛若丸」「琴熊」「猫又」「鶴竜」など動物の種類は多く、現在では前頭筆頭の翔猿が活躍中。

 ◇白熊 優太(しろくま・ゆうた)本名は高橋優太。1999年5月25日、福島県須賀川市生まれ。4歳ごろから「出羽竜道場」(郡山市)で相撲を始め、仁井田小5年の時、「全日本小学生相撲優勝大会」で準V。新潟・糸魚川市の能生中、海洋高に相撲留学。日体大卒業後、二所ノ関部屋入門。初土俵22年夏場所。昨年秋場所で新十両。得意は右四つ、寄り。趣味は料理。通算成績90勝47敗2休。186センチ、166キロ。

この記事の関連ニュース