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勝野洋、デビュー作撮影を回想「石原裕次郎さんを前にセリフが言えなくて…」芸能生活50年公演へ意気込み

スポーツ報知 2024年8月26日 17時26分

 俳優の勝野洋が26日、都内で芸能生活50周年記念公演「ホテル モントブランク 2024」(10月9~13日、東京・俳優座劇場)製作発表会見を行った。

 妻のキャシー中島が原案・プロデューサー、次女の勝野雅奈恵が脚本・演出、長男の洋輔が出演・衣装を手がける舞台。海辺のホテルを舞台に、さまざまな人たちの人生の岐路を描く。

 勝野は、日本テレビ系「太陽にほえろ!」で“テキサス刑事”こと三上順役でデビューしてから50年の節目を迎えた。「半世紀ですよね。デビュー作の『太陽にほえろ!』では訳も分からず走りまくって、石原裕次郎さんを前に緊張してセリフが言えなくて。そういうシーンを思い出します。悔しい思いがあったから今があるし、光栄に幸せに思います」と感慨深げに語った。

 “勝野ファミリー”による勝野劇団の公演は、本作で8回目。キャシーは「今回は勝野さんのおしゃれなラブシーンもあります。75歳の記念にそんなプレゼントもあっていいかなと思って。劇の中だったらいくらでも恋をしていいわよ」とにやり。勝野は「堂々と恋ができます。いやあ~、うれしいなあ」とおどけてみせた。

 次女の雅奈恵は「父が舞台の上で輝くのが大好き。皆様のおかげさまで今回も上演できることになり、とってもうれしいです」と感謝。脚本について「勝野洋のこんな姿もすてきだなと思って描きました」と父の魅力を最大限に引き出すことを約束した。洋輔も「父親としても人としてもいい背中を見せてもらってきたなと思います」と父への思いを語った。

 会見には、本作に出演する尾藤イサオ、ぶっちゃあ、扇けいらも出席した。

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