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吉田正尚、ダブルヘッダー両試合で安打…レッドソックスは手痛い4連敗

スポーツ報知 2024年8月27日 11時38分

◆米大リーグ ▽第1試合 レッドソックス1―4ブルージェイズ、▽第2試合レッドソックス3―7ブルージェイズ(26日 米マサチューセッツ州ボストン=フェンウェイパーク)

 レッドソックスの吉田正尚外野手は、6月26日の降雨サスペンデットで継続試合となったダブルヘッダーの第1試合で左越二塁打を放つなど、4打数1安打だった。第2試合は「6番・DH」で先発し、4打数1安打で打率は2割9分2厘となった。

 第1試合は6月26日の試合として記録されるため、今季最長5連敗とはならなかったが、ダブルヘッダーの両試合を落とし、1日で貯金を2つも減らしたレ軍。6月26日の降雨サスペンデッドの継続試合となったデーゲームは1-4。ナイターは3-7。4点差を追う第2試合の9回2死、カウント1-2から吉田のバットが空を切ると、本拠地にため息が充満した。

 「皆、頑張ってやっているけど、それが空回りしているのか、疲れもありますし、色んなことが重なっていると思う。ただ、皆プレーに集中していると思うし、明日また切り替えていくしかない」と、吉田は言葉を絞り出した。

 第1試合の第4打席では左翼グリーンモンスターを直撃する二塁打を放ち、第2試合の第1打席は中前打。過去12打席6安打、打率5割と得意にしている相手先発ベリオスの初球のシンカーを弾き、強いゴロで一、二塁間を割った。「逃げていく球が多い投手なので、引っ掛けないように足元を狙って打ち返せた」と、手応えを得ていたが、4回無死一塁で迎えた第2打席は痛恨の二ゴロ併殺。「変化球を見せられて、刺されてしまった。飛んだコースも正面で、一番避けたいところだった」と、唇をかんだ。

 味方守備は第1試合に2失策、第2試合に4失策。「我々は、もっといい野球ができるはず。明日は、いい打席を重ね、いい守備をして、勝つためにプレーするだけだ」とコーラ監督はゲキを飛ばした。

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