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渡辺雄太「どこよりも熱量を下さったと感じている」NBA6季終え、千葉J入団 黒スーツで決意表明

スポーツ報知 2024年8月27日 11時45分

 バスケットボール男子で世界最高峰NBAで日本人最長6シーズンプレーした渡辺雄太が27日、都内でプロ男子B1リーグの千葉ジェッツへの入団会見に登壇。黒のスーツ姿で会見に臨み「僕はアメリカから日本に帰ると決めた時に、熱量を持ってくれるチームを優先したいと話したと思う。どのチームも魅力的なオファー、熱量も感じてありがたかったが、どこよりも千葉Jが僕に熱量を下さったと感じている」とあいさつし、入団に至った経緯を話した。また、「一緒に優勝目指して頑張って行く」と意気込んだ。

 千葉Jの開幕戦は10月5日の宇都宮戦で、会場は約1万人が収容可能な新本拠地「ららアリーナ東京ベイ」。

 渡辺は2023~24年シーズンをNBAのグリズリーズで終えた。4月にインスタグラムでライブ配信を行い、「来季からは日本に帰ってプレーをさせていただきます」と表明。NBAでは、キャンプ契約や、無保証など“崖っぷち”から何度もはい上がり、通算213試合に出場。「20代の間は絶対逃げないと決めていた。1ミリも後悔はない」と晴れやかに語り「バスケがとにかくしたい」と語っていた。

 今オフ最大の注目となっていた“史上最大規模”の争奪戦を経て、7月に千葉Jと2024~25年シーズンの契約で合意。渡辺は自身のSNSで「この度千葉ジェッツと契約させていただきました。また新たなプロバスケ人生を日本で一からスタートすると言う事で、背番号は『1』にしました。新しい環境での旅の始まりに本当にワクワクしています!今後も応援よろしくお願いします!」とつづっていた。

 ◆渡辺 雄太(わたなべ・ゆうた)1994年10月13日、香川県出身。29歳。小1からバスケを始め、米ジョージ・ワシントン大卒業後の18年7月、グリズリーズとツーウェー契約し、同年10月に日本人2人目のNBAデビュー。20年ラプターズとツーウェー契約、21年4月には本契約。22~23年はネッツ、23年からはサンズ、途中でグリズリーズに移籍。21年東京五輪、24年パリ五輪代表。22年に久慈暁子アナウンサーと結婚。206センチ。

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