ＦＣ東京のＭＦ高宇洋（こう・たかひろ）が２７日、東京・小平グラウンドでの全体練習後に取材に応じ、チーム一丸で苦境を打破することを誓った。
チームは現在５戦未勝利で五輪の中断期間明けから４試合連続無得点と苦しい状況が続く。海外へ移籍したＭＦ松木の代役としてＤＦ森重、ＭＦ小泉とともに主将の一人となったＭＦ高は「もうやり続けるしかないんで。難しいですけど、落ちずにしっかりと１試合、１試合、次どう勝つかを考えながら。しっかりとチーム全体が矢印をそろえていけたらなと思います」と前を見据えた。
そうした状況で今節は、６連勝中で２位と好調の広島と敵地で対戦する。「非常に調子がいいですし、映像を見ていても、やっぱり人が湧き出るというか（ゴール前に）入っている」と警戒する。それでも「ここをしっかりと叩ければ、より自分たちにもプラスになっていくのかなと思う。絶対に簡単なゲームじゃないし、本当に強い相手なので、自分たちでもう１回ファイティングポーズを取って、しっかりと戦っていけたら」と決意表明。全員で戦い抜き、流れを変える勝利を手にする。