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【巨人】山崎伊織が5回2失点で勝ち投手の権利 得点につながる2つの犠打も決める

スポーツ報知 2024年8月27日 19時54分

◆JERA セ・リーグ ヤクルト―巨人(27日・神宮)

 巨人の山崎伊織投手が、前回のヤクルト戦KOの雪辱と、今季9勝目を目指して先発。5点の援護をもらい、5回まで8安打2失点で勝ち投手の権利を得た。

 打線は1回1死から「2番・右翼」でスタメン出場の浅野翔吾外野手が、ヤクルトの先発・吉村貢司郎投手から左手首近くに死球。腕を抱えてうずくまり、球場は一時騒然となったが一塁へ。続くモンテス内野手は、左中間を破る二塁打を放ち浅野が生還し1点。岡本和真内野手も左翼線二塁打で続き、2点目。さらに、2死から6番に入る吉川尚輝内野手が中前タイムリーを放ち、3点目を奪った。

 巨人は4回に追加点。岸田行倫捕手が先頭で中前打で出塁、1死から山崎伊が2打席連続で送りバントを決め2死二塁とすると、丸佳浩外野手が右前打を放ち、二塁から岸田が生還。本塁への返球間に丸が二進、さらに捕手の悪送球で三塁へ進んだが、浅野は空振り三振に倒れた。

 巨人が5回に主砲の一振りで追加点を挙げた。

 1死から岡本和真内野手が、ヤクルトの2番手・原樹理投手から、左翼スタンドに21号ソロ本塁打。セ・リーグの本塁打ランキング1位のヤクルト・村上宗隆内野手に2本差に迫る一発でリードを5点に広げた。岡本和はこの試合、2打点目で65打点とし、64打点の村上を抜いてセの打点トップに立った。

 山崎伊は3回1死から、左打者の長岡秀樹内野手、岩田幸宏外野手にいずれも流し打ちで左前打を許し、1死二、三塁とされたが、サンタナ外野手を見逃し三振、村上宗隆内野手を左飛に打ち取り、無失点。

 4回は2死から山田哲人内野手に詰まった当たりながら左前打、中村悠平捕手の右前打で2死一、三塁とされたが、代打・宮本丈内野手を空振り三振に抑えた。

 5回は先頭の長岡を右前打で出し、岩田を二ゴロで走者が入れ替わり1死一塁。ここでサンタナを四球で歩かせ一、二塁とされると、村上に中前適時打を許し、1点を返された。これで村上は再び岡本和と並ぶ65打点目となった。なおも一、三塁とピンチが続き、オスナ内野手は遊飛に抑えたが、澤井廉外野手に二塁内野安打を打たれ、2点目を失った。

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