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「デコピンポーズ」生みの親は大谷!相棒ロハス明かす「翔平がデコイのようなポーズをしたから俺も」 SNSで話題

スポーツ報知 2024年8月28日 4時0分

 ドジャース・大谷翔平投手(30)の「デコピンポーズ」が話題を集めている。本塁打を放った際に行う新パフォーマンスが、大谷発案だったことが26日(日本時間27日)、スポーツ報知の取材で分かった。史上初の「50―50」(50本塁打、50盗塁)に向けて、シーズン残り31試合。デコピンの力も借りながら、快挙へラストスパートをかける。

 愛らしい「デコピンポーズ」は、大谷の発案だった。大谷と同パフォーマンスを行う“相棒”は、人格者として知られ、チームのまとめ役を担うM・ロハス内野手(35)。愛犬家でもあるベテランが、新ポーズ誕生の経緯を明かした。

 ロハス「最近、翔平がホームランを打った時に生まれたんだ。俺はいつものように本塁のところで待っていて、その日は翔平と両手でハイタッチしたんだ。そうしたら、自然に翔平が両手を犬みたいに曲げてデコイ(デコピンの英語名)のようなポーズをしたから、俺もしたんだよ(笑い)」

 サヨナラ満塁本塁打で史上最速の「40―40」(40本塁打、40盗塁)を達成した23日(同24日)の本拠・レイズ戦。大谷はホームイン直前で舌を出しておどけた。さらに注目を浴びたのが、5回に一時逆転の41号2ランを放った24日(同25日)の同カード。両手を顔の前でぶらぶらさせながら舌を出す2人の「デコピンポーズ」が、球団インスタグラムやMLB公式Xで紹介され、世界中を駆け巡った。

 ロハスも保護犬施設で引き取ったというグレート・ピレニーズの「アテナ」を飼っており、愛犬家同士でひかれ合うものがあったのかもしれない。主に下位打線に座るロハスが塁に出て、1番・大谷が一発でかえす―。「デコピンポーズ」が数多く見られるほど、ド軍は3年連続地区優勝へ前進し、大谷は50―50に近づくことになる。

 試合がなかった現地時間26日は「インターナショナルドッグデー」(世界犬の日)。25日(同26日)に左手首付近に受けた死球の影響が心配される中、大谷とデコピンのボブルヘッドが配布される28日(同29日)の本拠・オリオールズ戦、30日(同31日)からの同地区2位・Dバックスと4連戦に向け、英気を養った。「自分の数字が上がってくると同時に勝てるように」と終盤戦に視線を向ける大谷は、現在50発&49盗塁ペース。残り31試合、史上初の「50―50」へワンダフルなスパートをかける。(中村 晃大)

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