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石田純一、生前葬で妻・東尾理子が弔辞「生涯の反面教師でした」

スポーツ報知 2024年8月28日 15時0分

 俳優の石田純一が28日、都内で「第10回 エンディング産業展 生前葬イベント」に出席した。

 葬儀や相続に関する企業が集結するイベント。スタッフによってステージ中央にひつぎが運び込まれると、中からタキシードを着用した石田が起き上がって登場した。

 自身の人生を振り返ったメモリアルムービーや、友人からのビデオメッセージが流された後に、妻の東尾理子が弔辞を朗読。「家族の大きい黒い柱であり、愛する石田純一をしのんで集まりました。いつも私たちに迷惑をかけ、生涯の反面教師でした。都知事選出馬騒動。コロナ感染症騒動。もう信じがたい数々の経験をしたことは私の心に今も生き続けています」と笑いを誘った。

 それでも、「家族としての彼の役割は計り知れないものでした。毎朝、子供達を送り届け、休みの日には70歳とは思えないほど全力で遊び、大人になった壱成くんやすみれちゃんからも慕われて愛されました」と人柄を“回想”。「石田純一の継げる部分の遺志を継ぎ、前に進むことが私たちの最大の敬意であり、彼の人生を支えることだと思います。彼の愛と教えは私たちの心の中に永遠に生き続けるでしょう。ありがとう、さようなら」と締めくくった。

 最後には石田もマイクの前に立ち、「もちろん、棺桶(かんおけ)に入ったのは初めてで、何度かそういう危機はあったんですけど、ここまで生きながらえております」とあいさつ。「生前葬は自分も参加できるメリットがある。元気なうちに『人生楽しかったね』『いろんな思い出があるね』って話をできるのが生前葬の良さなのかなと思っています」と魅力を口にした上で、「エンディングはどんな風になるのか自分でも予測することはできませんけども、しばらくの間、皆さんと共に楽しい良い思い出を作っていけたら良いなと思っております」と誓った。

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