Ｊ１川崎は２８日、川崎市内でゲーム形式などの練習を２時間ほど行った。
試合中に中止が決まった２４日の浦和戦について鬼木達監督は「（前半だけで終わって）スッキリはしない。勝ったわけでもない、負けたわけでもない。けれども０―１というビハインドではある」と吐露。試合内容も「守備のところはもっとボールに行けるタイミングがあった。攻撃も相手が嫌がるところをつく回数を増やさないと」と反省点を挙げた。
前日には浦和がヘグモ監督を解任し、前任のスコルジャ監督が新たに就任することが発表された。鬼木監督も「（監督が）代わってましたね」と思わず苦笑い。再開試合の日程やフォーマットはまだ未定も、後半から試合を再開する場合、前半と後半で監督が代わるという非常にまれな事態になる。
普段の試合とは対応や調整が異なる可能性のある再開試合について指揮官は「（後半４５分だけの場合）すごくポジティブに捉えたら、どういうサッカーになるのかなってみんな興味があるじゃないですか。時間の制限がある中で選手がどういうパフォーマンスを出せんのかとか、どんな面白いゲームをお互いに展開できるのかっていうのは４５分しかないので楽しみ」と前向きな姿勢。「体力的なものとか頭的なものとか全部リセットされてやる状況。面白い形でスタート切れれば」とイレギュラーな試合にもしっかり対応をしていくことを強調した。