バスケットボール男子日本代表で、五輪２大会出場の富樫勇樹（千葉Ｊ）が２８日、横浜市内で自らが企画したバスケと音楽を融合させたイベント「ＵＮＡＶＥＲＡＧＥ ＦＥＳ．」を開催した。
河村勇輝や馬場雄大、高田真希（デンソー）ら、バスケ男女日本代表の他に、パリ五輪で金メダルを獲得した他競技のアスリートも登場。シュート対決や３対３、トークショーなどで豪華共演を果たした。またアーティストの木村カエラなども歌で会場を盛り上げた。
イベントに行われた取材で、富樫は「みんなの力を借りて成功することができてすごくうれしい。来年も続けていけたらうれしい」と振り返った。
この日はバスケ対決のみだったが、同五輪でレスリング女子５３キロ級を制した藤波朱理（日体大）からは「来年も開催されるのであれば、ぜひレスリングで勝負お願いします」と“直訴”された。富樫は思わず苦笑いで、「お願いします・・・」と小さく言葉を絞り出した。
すると今度は、体操男子でパリ五輪団体金メダルの萱和磨（セントラルスポーツ）からも「じゃ、体操でも」と懇願され、「練習しておきます。まず逆立ちから」と笑った。