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【大学日本代表】青学大・西川史礁が2安打2打点 先発の愛工大・中村優斗は150キロ超の速球で1回0封 高校日本代表に快勝

スポーツ報知 2024年8月29日 5時0分

◆侍ジャパンU-18壮行試合 大学日本代表7-1高校日本代表(28日・ほっともっとフィールド神戸)

 「第13回BFA U―18アジア選手権」(9月2日開幕・台湾)に出場する高校日本代表が壮行試合に臨み、大学日本代表が14安打7点で完勝。ドラフト1位候補・西川史礁外野手(青学大=4年)が決勝打を含む2安打2打点を挙げた。また先発した159キロ右腕の中村優斗(愛工大=4年)は150キロ超の速球で圧倒した。

 侍ジャパントップチームを知る大学生の2人が貫禄を見せつけた。先発の最速159キロ右腕、中村は「打たれたくない気持ちがあった」と1安打を許しながらを初回を10球でピシャリ。3番の西川も「大学代表としての最後の試合だったのでなんとか勝利で」と、決勝打を含む2安打2打点の活躍をみせた。

 3月に欧州代表との強化試合で日本代表のトップチームにも選出された両選手。この日、中村が投じた10球のうち8球が直球だった。「高校生に負けるわけにはいかない」。8球全て150キロ超えを記録し、強烈な直球で高校生へエール。今朝丸、中崎が口をそろえて「強いスイングが印象に残っている」と名前を挙げた西川は「全打席フルスイングはできた。名前を挙げてくれてうれしい」と、大学日本代表の中軸らしい働きで衝撃を残した。

 これで全活動を終えた大学日本代表。発足から無傷の12連勝で、台湾へ旅立つ高校日本代表を送り出した。(森口 登生)

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