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大谷翔平が史上8人目月間「10―10」達成! デコピン始球式直後に42号先頭打者本塁打

スポーツ報知 2024年8月29日 11時43分

◆米大リーグ ドジャース―オリオールズ(28日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が28日(日本時間29日)、本拠地・オリオールズ戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、初回先頭の1打席目に、42号先頭打者本塁打を放った。先頭弾は6月26日(同27日)の敵地・ホワイトソックス戦以来今季4本目で通算10本目。本拠地では今季初の先頭弾となった。

 いきなり大谷が決めた。21年のサイ・ヤング賞右腕、C・バーンズが先発だったが、カウント1ボール、2ストライクから5球目の外角87・4マイル(約140・7キロ)スライダーにやや体勢を崩されながら、右中間席に運んだ。この日は大谷のボブルヘッド人形配布試合。先着4万人限定とあって試合前から開場時間が早められ、球場周辺では長蛇の列が出来るなど混乱が続いたが、主役が1打席で結果を出した。

 すでに史上6人目となる40本塁打&40盗塁の「40―40」を達成している大谷。史上初の「45―45」、「50―50」への期待も高まる中、3試合ぶりのアーチで「42―40」となった。さらに8月は月間10本塁打&12盗塁。12本塁打を放った6月に続き、今季2度目の月間10本塁打となった。MLB公式サイトで記録をメインに扱うS・ラングス記者の「X」(旧ツイッター)によると「月間で10本塁打以上と10盗塁以上をマークするのは23年9月のアクーニャ(ブレーブス)以来8人目」だという。

 試合開始直前には、愛犬のデコピンが始球式に登場。大谷とともにマウンドに向かうと、マウンド上で一度止まり、大谷がホームベース付近に座ると、デコピンがボールを加えて大谷の元へ一直線。珍しい始球式にドジャースタジアムは大きく盛り上がり、大谷も試合開始直前ながら大きな笑顔を見せた。

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