日本サッカー協会は２９日、Ｗ杯アジア最終予選Ｃ組の中国戦（９月５日・埼玉）とバーレーン戦（同１０日・リファー）に臨む日本代表メンバーを発表した。
日本歴代２位の国際Ａマッチ通算１４２試合出場を誇るＦＣ東京のＤＦ長友佑都は、３月の代表復帰から３活動連続でメンバー入り。３月はアウェーの北朝鮮戦が中止となり、６月はコンディション面などを考慮されて復帰後はまだ出場がないが、日本人初の５大会連続Ｗ杯に向けた戦いで代表復帰後初出場を目指す。中国戦で出場すれば、日本代表では歴代４位の年長記録となる。
その前に、代表合流前最後の試合となる広島戦（３１日・Ｅピース）でクラブの苦境を打破する。チームは現在５戦未勝利で五輪の中断期間明けから４試合連続無得点と苦しい状況が続く。それだけに、クラブを通したコメントでは「代表で日本のために全力で戦うことは当然のことですが、まずは東京での広島戦に向けて全力で準備していきたいと思います。クラブは今苦しい状況にありますが、それを打破できるようなエネルギーを出して勝利し、その勢いを代表での活動につなげていきます」と決意を示した。