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日本代表に伊東純也が復帰 準強制性交致傷疑いが不起訴処分 山本昌邦ND「不起訴が理由ではない」

スポーツ報知 2024年8月29日 14時17分

 日本サッカー協会は29日、千葉県内で会見を行い、26年北中米W杯のアジア最終予選、中国戦(9月10日・埼スタ)、バーレーン戦(同15日・アウェー)のメンバー発表を行った。準強制性交致傷の疑いが不起訴処分となったSランスMF伊東純也(31)が、途中離脱した昨年2月のアジア杯以来となる代表復帰を果たした。

 伊東の復帰について、山本昌邦ナショナルチームダイレクター(ND)が説明。「メンバーを決めるのは(森保)監督の専権事項。不起訴、ということが理由ではありません。現場、協会全体で様々な準備を進めてきた。我々に選ぶところのプレッシャーはありませんし、今回環境が整った、というところ」と語った。

 伊東は今年2月のアジア杯中に、一部週刊誌の性加害報道をきっかけに代表離脱。女性2人は昨年6月に共に飲食した後に大阪市のホテルで性的被害にあったとして、今年1月に伊東選手を大阪府警に告訴した。一方、伊東側も性加害はなかったとして、虚偽告訴容疑で女性側を告訴していた。

 大阪地検は今月9日、伊東を嫌疑不十分で不起訴処分とした。また虚偽告訴容疑で書類送検された女性2人も嫌疑不十分で不起訴とした。地検は「必要な捜査をしたが、いずれも起訴するに足りる証拠を収集することができなかった」としていた。

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