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【巨人】育成2位強肩遊撃手が公式戦初アーチで初打点「ボールは家族に贈りたい」…2軍オイシックス戦

スポーツ報知 2024年8月29日 15時55分

◆イースタン・リーグ 巨人―オイシックス(29日・ジャイアンツ球場)

 巨人の育成ドラフト2位・村山源内野手=鹿屋中央=が、公式戦初本塁打で初打点をマークした。イースタン・オイシックス戦に「9番・遊撃」で先発出場。3点リードの6回2死で右腕の西村に対すると、初球の内角寄りの直球を捉えて左中間スタンドへと運んだ。

 5回終了後に降雨のため約1時間の中断があり、6回には2番手・富田が1失点。2軍で11試合、21打席目で飛び出した豪快打は嫌な流れを止める一発となり「再開後1点取られた後で、ツーアウトを取られていたので、なんとか出塁しようと思っていました。まさかホームランが打てると思わなかったのでうれしいです。ホームランボールは家族に贈りたいです」とコメントした。

 高校時代には投手として最速144キロをマークした強肩が武器の遊撃手。高校2年の秋までは投手と外野手だったが、そこから遊撃にコンバート。ゴールデン・グラブ賞6度の西武・源田の動画で動きなどを細かく研究して守備を磨き、プロ入りをつかんだ。プロ入り時には「源田選手のように日本を代表するショートになれるように頑張りたい」と目標を掲げていたルーキーが、打撃でもアピールに成功した。

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